ごあいさつ

日本レジャー・レクリエーション学会

第52回学会大会実行委員会 

実行委員長 宮本雄司

〔早稲田大学 人間総合研究センター 招聘研究員〕

〔東洋大学 助教・博士(人間科学)〕

 この度、日本レジャー・レクリエーション学会第52回学会大会にご参加の皆さま、お忙しい中、ようこそお越し下さいました。第52回学会大会では、「インクルーシブレクリエーションで生き生き生活を!」をテーマに、基調講演、特別講演、講話、シンポジウム、ワークショップ、ランチョンミーティング、口頭発表、ポスター発表を企画させていただきました。


 『インクルーシブ』という言葉は、障がい福祉分野で用いられることが多かったですが、現在では、障がい分野に限定するものではなく、福祉・教育・まちづくり等、多くの場面で用いられるようになってきました。日本では、社会福祉分野の「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」という言葉から来ており、インクルーシブは、「包みこむ」を意味します。すべての人が孤立したり、排除されたりすることがないように、社会全体で包み、支え合うという理念に基づいています。2022年9月9日に、国連の障害者権利委員会から日本政府に対して、「インクルーシブ教育の権利を保障すべき」といった趣旨の勧告が出されました。特別支援教育についてだけでなく、子どもたちのレジャー・レクリエーションについても、すべての子どもたちにその機会を保障する社会を作り上げていくことが必要です。

 本学会大会では、基調講演、特別講演、講話、シンポジウムにて、インクルーシブの理念や実践例を学ばせていただき、ワークショップやランチョンミーティングにて、本学会の取り組みについて、情報発信と有意義な意見交換ができることを願っております。

 最後に、本大会開催に当たりご支援いただきました日本レジャー・レクリエーション学会関係者の皆様、ご協力をいただきました企業や関係団体各位、学会大会開催の場所を用意していただきました、早稲田大学および、大会長の前橋 明先生に対し、心より感謝申し上げます。また、本大会開催にご協力いただきました学会大会実行委員の皆様に心よりお礼申し上げます。

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